つばき

つばき 「覚醒ワールド ジャパンツアー〜ロシアの殺し屋恐ろしや〜」@代官山UNIT



友達に誘われて行ってきた。
前回は新宿LOFTで見たんだったけかな。


ファンこれ見たらたぶんぶっ殺されるけど、どうも気乗りがしなくて。。。
レコ発ワンマンで新譜聞いてないのもどうかなって買ったはいいんだけどさ、2回聞いてもいまいちぴんとこなくて。。。

ってかんじで行ったのさ。


友達と若干前のほう・ベースより(わたしら3人ともベースやってるからだろうか)にいたんだけど、メンバーが出てきて、ボーカルの一色さんが出てきたとたん


あ、右からなんか殺気だった波のうごきが!


と言うわけですごーい押された。ふつうならこれに乗るべきなんだけど、反射的に避けてさらに左へと避難するじぶん。(友達はその流れに乗じてすごいいい位置にいたそうで)


あがるなあ。1曲目からめっちゃあがってんなあ。みんな。


前にロフトで見た時もこの手のあがりっぷりがどうも受け入れられなかったのがやっぱ大きくて。
端で見てろよって話よね、わたしね。


なんだろなあ、
何がつばきをここまで女子ロックにさせているのだろうか。


っていうのがいちばん不思議。
女子8割ぐらいかな、お客さん。


つばき何で好きだったのかなって改めて思ってみると、声はそこまででもなくて、メロディーだったのかな。ラジオでかかったループにもってかれたんだったな、高校の時。
というわけでわたしの中では高校生ミュージックというかんじなのかな。曲もインディーズ時代のほうがすき。最近の2枚はあんまり聞いていないどころか、苦手な曲があったり、全部同じように聞こえるアルバムだなと思ってしまったり。。。


これか。これがリスナーが勝手に別れを告げるパターンか。笑


ライブ自体は、そこまで好みの声ではないとは言えやっぱボーカルやるだけのパワーはあるなとは思うし、ベースふつうにかっこいいと思う。見せどころもあるし上手いし。ドラムの姉さんもちらっと見えたけどかっこよかったし。ゆるだるなコール&レスポンスすきよ。笑


音楽性はそこまで変わってはいないと思うんだけど(青春プチ陰鬱ロックというか)、歌詞が変わってきてるのかな?ストレートな言葉の響きが目立つようになったというか。あと陰鬱さも若干減ったのかな。「夕暮れ」とか「来る朝燃える未来」「ループ」「30分」とか好きだったな、というかそれは今もすき。


意外にもガーリーロックなバンドになっていたことがちょっと残念だったなあ。と。
なんていうか受けいれられる根暗っつうか、ここまでの弱音なら女子に引かれないんだーみたいな安全パイ的な?客層が健全な女子ってかんじなのがなんか面白かった。

私的にはもっと毒のある音楽がすきなんだなって。毒の煮詰めかたは様々なれど。



でも本人たちも予定してなかったダブルアンコールでやってくれた「冬の話」。これがいちばん好き。これが聴けただけでもよかったなとおもう。